「石岡のおまつり」。正式には常陸國總社宮大祭と言い、江戸時代から三百年の歴史と伝統をもち関東三大祭りの一つになっています。 |
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神幸祭(1日目) 年番町が常陸国總社宮の御神体を神輿で年番町内の御仮殿(おかりや)へお迎えします。神輿は各町内の獅子・山車を従えて御仮殿へ向かいます。が、途中に神輿が順路を外れることもしばしばあり、その間、獅子や山車は神輿が帰ってくるのを待っていなければなりません。この行列(供奉行列といいます)が初日の見所になります。 |
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還幸祭(3日目) 年番町御仮殿から神輿が初日と同じ供奉行列で總社宮本殿へ還ります。神輿が本殿に着きますと還幸祭神事を行い、その後年番町の引継ぎが行われお祭りは終わりとなります。が、やはり神輿は順調に還らないのが通常でかなりの時間がかかります。この時の神輿は見ごたえがあります。 |
年番制度 常陸国總社宮のお祭りは一年交替による年番町によって執行されます。当番町は秋の大祭終了時に次の年番町に引き継ぐまで一年間神社への奉仕に務めます。この制度は明治三十五年に決定し、いままで続いています。 |